仮名歩(あゆむ)
多摩センターに随分前に迷子で収容された子でした…
推定年齢15歳前後
歯はボロボロ…
ガリガリのヨボヨボのシニアの子でした
お迎えはもちろん来ないで収容期限は切れました。
センターの職員さんより電話でLODで引き出しを出来ませんか??
と聞かれました。
6月の事
LODではその時に沢山の保護ワンがいました。
ご縁の難しいと思う子もいました
そして、LODは預かりスタッフは5人の小さな小さな団体です…
引き出してあげたくても…看取り覚悟になる子を…
小さな団体で受け入れるには…覚悟が必要です
そして…私自身も体調が悪く…
病院に行く日々が重なってしまっていた時です
センターの職員さんに
『すみません…他団体さんにもお願いして頂けますか、そして…もしも…もしも…城南島に送られる事になるなら…ご連絡を下さい』
(※東京都では城南島のセンターが殺処分場所です)
と職員さんにお願いをして電話を切りました。
もちろん、その時点で私はスタッフに
『もしも…他団体さんが手を上げてもらえ無かったら…我が家で看取る覚悟で引き出したい!
小さな団体で…みんなにも無理をさせるけど…
望愛(のあ)の時と同じ!処分されると分かってしまったら…
私は…後悔すると思うから…』
…と伝えました
もちろん、LODのスタッフは私の事も十分に理解しています
誰も反対するスタッフなんていません!
きっと…
『ボンバーママの事だもん!望愛の時と同じ何を言っても聞かないしね(笑)』
って思われたかと思います
そして、もちろん!
シニアの看取り覚悟の子を引き出しする事は、負担は多かれ少なかれ…スタッフに行く事も承知してくれています
スタッフはみんな!快く!
『ボンバーママさん宜しくお願いします!』
ってお返事をくれましたm(__)m
そして…7月半ば…電話が来ました
7月に入り…センターにはシニアのダックスが溢れていました…
このままでは押し出されてしまう…
セブンママさんにセンターに確認に行ってもらい
引き出しをお願いしました
残りの犬生を一緒に歩む!
思いを込めて仮名を歩(あゆむ)にしました。
最近のセンターは持ち込みもかなり増えいます
その殆どが『飼い主死亡』
高齢者の飼い主の死亡で、親族が持ち込みするのです…
何故??こんな事ばかりなんでしょう???
何故??高齢者にペットショップは売るのでしょう??
高齢者がペットを飼ってはいけないのでは無いんです!
ご自分の年齢を考えて、きちんと家族と相談して、何かの時には責任をもって家族で見ると!
家族を迎え入れるのですから!
飼えなくなった時…万が一の事も考えて!
迎え入れて欲しい…
でも…きっと持ち込みする人も…
飼い主死亡の場合でも…
スタートが違うのかもしれません…
『買うと』『迎え入れる』
この大きな違いです
『物としてお金を出して買う』
『家族として迎え入れる』
同じお金を払っていても…スタートが違えば…
終わりも変わります…
保護団体のblogやHPをご覧になっている方なら
きっとこの違いを分かってくれていると思います
目の前にいる我が子を手放せますか???
迷子になって探しませんか???
沢山の愛を受け取っていませんか???
家族と思っていませんか???
シニアの子達は…残りわずがな時間しか残っていません…
そんな子達を…
『処分して下さい』とセンターへ持ち込みする
迷子になっても探さない…
こんな…寂し思いを…
何故???家族にさせるのでしょう…
毎回なんですが…腹も立ちますが…
それよりも…同じ人間として…
惨めで情け無く…悲しい気持ちになります
『ペットは飼われるお家で犬生も変わる…』
どんな犬生でも…どんな命でも…
人の手によって処分されて良い訳は無いんです
全ての子達は救えません…
LODではダックス専門の団体ですから…
他犬種を全て救っている団体から見たら…
言い分も違うかと思います…
綺麗事を言っているかもしれません…
身勝手な団体だと思われているかもしれません…
ですが、ダックスという人気犬種は処分数がかなり多い犬種なんです
どの県でも同じです
そして、どの団体でも…預かりボランティアさんが少ない犬種なんです
LODはLODで出来る事をします
センターの子達もブリーダーレスキューの子達も
命の重さは同じです
若くてもシニアでも!
命有る子達は生きる権利は有ると思います!
どぉか…お願いします…
ペットを『買わないで下さい…』
お金は出して良いんです!
当たり前の事です!
でも『買う』と『迎え入れる』
その違いだけは…考え、感じ、理解して欲しいです
『センターに収容される』→
『処分』→『人の手によって殺される』
当たり前の事を理解して欲しいです
持ち込む前に…どぉかその子の瞳を見て下さい
怨むとか…憎むとか…そんな瞳は絶対にしてません!
愛おしく優しく人を信じ…そんな瞳のはずですから!
そして…もしも…知り合いの高齢者がペットショップで子犬を検討しているならば!
伝えて下さい…
生きる権利を奪わずにその子犬を看取れますか??
と…
歩…ワラワラで仲間もいっぱいで…
仮ママも仮パパも愛情は分散されてしまうけど…
だけど!
歩の犬生☆
最後まで見守る覚悟は出来てるからね!
本当のパパやママも!頑張って探すからね☆
LODに来てくれて!本当にありがとう!
そして…お迎えが遅くなっちゃって…ごめんね…
最後に
私のワガママを快く聞いてくれる
LODのスタッフに感謝していますm(__)m
何時も何時もありがとう!
引き出しや医療処置をしてくれましたセブンママ!
本当に何時も何時もありがとうm(__)m
そして、セブンママさんのお家にも!
飼い主持ち込み12歳
仮名 瑠夏(るか)くんも一緒に引き出ししています。
とても陽気で☆甘えん坊さんです♡
こんな良い子…『処分して下さい…』
とセンターへ持ち込まれています´д` ;
2匹とも皮膚の状態はボロボロです
歩は歯の状態が驚く程酷く…
センター収容犬…飼い主がいたはず?!
信じられない状態です´д` ;
何とか!LODに来たのですから!
1日も早く、少しでも状態を良くしてあげたいと思います。
歩と瑠夏は!LODの一員です☆
2匹をどぉぞ宜しくお願い致しますm(__)m
そして、天音パパさんが私のblogをFacebookで拡散をしてくれました。
ボランティアを始めて1年目に書いたblogです
『何度でも消して…』
何度でも消して…沢山の方々に良いね!
を押して頂きましたm(__)m
知って頂ける事、伝える事で救える命が有る事
に感謝ですm(__)m
また、天音ちゃんの記事でもお世話になっている団体さんに
シェアをして頂きまして、沢山の方々に保護犬の事を知って頂けました。
その事にも感謝致しますm(__)m
今夜はブリーダーレスキューの移動の子達の受け入れもしました!
出来る事を頑張りたいと思います
また、勝手ですが、新しく来た子達の応援も宜しくお願い致しますm(__)m
また、東京のセンター収容犬のダックスシニアの子達!
もう一頭引き出しを検討した子も!
他団体さんが引き出しをしてくれましたm(__)m
そして、検討した子を看取り覚悟で預かりたい!
と手を挙げてくれたMママさん
お気持ちに感謝致しますm(__)m
東京も殺処分は0では有りません
日本の中心で0では無いという事…
他県が0にしている県も有ります
その事実…
変えられるのは…私達保護団体では無いと思っています。
変えられるのは…皆様の思いあってだと思います。
どぉか…東京が殺処分0になり、日本という国で殺処分が無くなる事を願って…
お力をお貸し下さい。
『LODで気になる子がいましたら☆
団体メールアドレスにご連絡下さい☆』
〈団体メールアドレス〉
lovedoned@yahoo.co.jp
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